設立の経緯
財団法人辛酉会は、大正10年11月に当時の医学部附属病院長熊谷岱蔵先生のご提唱により、医学部教授や病院内外の有志から受けた寄付金をもとに設立されました。
当時の事業目的は、経済的に困窮した入院患者に対し日用品の給付と慰安及び教職員・学生に対する各種助成、学事支援その他便宜供与でした。
その後、90年余、設立理念に基づいた事業展開するため、組織改編等を行いながら、主に大学病院等における研究及び医療等の発展の一助となるべく、サービス事業の拡充等を図りながら今日に至っております。
本財団は、平成25年4月から国の公益財団改革により、一般財団法人に移行しましたが、設立当初の基本理念は不変であります。
今後は民による公益支援を掲げ、体制等の整備強化を図るとともに大学病院発展のため尽力してまいります。

